藤田九衛門商店

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KOIYAKI JOURNAL

2011.12.18 (Sun) 鯉に恋するジャーナル

宮本常一さん

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民俗学の宮本常一先生の本を先日読ませて頂きました。

その土地で採れたモノを、どうすれば美味しく食べられるか?それの日々の積み重ねの歴史が、その土地の郷土食となった。

良くも悪くも、現代のグローバルにより一年中、世界中から金の力に任せて集められた食品に舌鼓を打てるようになり、地域の伝統郷土食が崩壊していきました。

昔の貧しい食生活に戻る必要はないし、戻れないと思います。しかし、今一度地元の食材を見直して、無駄な化石燃料を流通に使わない現代に即した郷土食を、復活させて行くべきだと思います。

グローバル経済からマクロ経済に転換し、地域通貨による地場食材の流通が地域の農業を救うのではないでしょうか?

店主 拝

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