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KOIYAKI JOURNAL

2011.01.21 (Fri) 鯉に恋するジャーナル

世界で最先端の食事?

時間が立っても美味しさが変わらない、コンビニ弁当は世界一最先端な食事とだと思います。


北は北海道から、南は沖縄まで張り巡らされた流通網を通じて、日本全国津々浦々、24時間365日何時でもどこでもお弁当を低価格で食べられる事が、 今では当たり前になっております。しかし、つい60年ほど前は戦後の焼け野原で今日食べる食糧も無かった程貧しかったと伺っております。

戦後の日本企業の頑張りに、又今日迄のコンビニエンスストアの企業努力に、誠に感謝を申し上げます。

しかし、食糧として日本全国に行き渡ったお弁当。本当にこれで良いのでしょうか?

法律上安全と呼ばれている薬剤を使用して、法律上安全と呼ばれている許容量を守って、保健機関が認めるルールに従って作られたお弁当。

更に、コストを徹底的に押さえる為に、お弁当の中身は全て船や飛行機で、輸送の際にはたっぷり化石燃料を燃やして輸入された外国産のやや安心出来ない安い食材ばかりになっております。

長野県の澄んだ空気の山里の無農薬の畑の横で、プラスティックの容器に入った外国産の食材ばかりのお弁当を食べているのは、どう考えても不自然だと思いません か?


儲かれば良いのでしょうか?

安ければ良いのでしょうか?

 

何が正しくて、何が間違っているのか?もう一度考え直す必要があるのではないでしょうか?

これからの日本人は、今までの金銭で計る価値観では無く、精神的に心が豊かになる価値観のステージに進もうとして いるのではないでしょうか?


店主 拝

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