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KOIYAKI JOURNAL

2011.08.31 (Wed) 鯉に恋するジャーナル

市川 定夫「ムラサキツユクサの研究

ツユクサさん、教えてくれてありがとう!

アメリカのブルックヘブン国立研究所生物部のスパロー博士と共同で放射線生物学の遺伝研究を始め、その中でムラサキツユクサを取り上げました。ムラサキツユクサの、青とピンクのヘテロ(遺伝子の組み合わせ)は、微量の放射線と遺伝の関係を調べる上で格好のもので、放射線が生物細胞に与える影響を個々の細胞単位で直接的かつ確実に観察することが可能だったことです。

ムラサキツユクサのおしべの毛は一列に並んだ細胞から成り立ち、おしべの毛は先端部分の細胞分裂を繰り返して発達しますが、それが放射線などの影響で青の優性遺伝子に突然変異が起こるとピンクになり、それを容易に観察できるという特徴を持っているのです。それまで低線量あるいは微量の放射線の影響についてほとんどわかっていないのに、「微量なら安全」「微量なら無視できる」と宣伝されてきましたが、これにより、微量でも突然変異を起こすことを証明したのでした。(引用http://blog.livedoor.jp/touxia/archives/51706472.html

自然放射線と人工放射線のちがい / 市川定夫氏

http://www.sizen-kankyo.net/bbs/bbs.php?i=200&c=400&m=251527

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