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KOIYAKI JOURNAL

2011.10.30 (Sun) 鯉に恋するジャーナル

最近流行の食中毒菌!(続)

ヒラメの筋肉に寄生するクアド

平成21年6月から23年3月までの間に厚生労働省が実施した全国調査では、食後数時間程度で一過性の嘔吐や下痢を示し、軽症で終わる原因不明の有症事例が198件報告され、135件で食事のメニューにヒラメが含まれていました。

農水省のHPよりhttp://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/f_encyclopedia/kudoa_qa.html

馬肉を介したザルコシスティス・フェアリー

平成21年6月から平成23年3月までに厚生労働省が実施した全国調査では、食後数時間程度で一過性の嘔吐や下痢を示し、軽症で終わる原因不明の有症事例が198件報告され、そのうち33件で食事のメニューに馬刺しが含まれていました。また、そのうち馬刺しを食べたことが原因であると考えられた事例は4件ありました。

農水省のHPよりhttp://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/f_encyclopedia/s_fayeri_qa.html

上記の農水省の事例を見ると、馬刺しとヒラメを両方食べた人が33人なんでしょうね。4人だけはヒラメを食べていなかったとみれるのでは?

 

食虫毒菌としては、まだまだはっきりした確証がとれない菌ですが、統計からみて、養殖ヒラメは危険だと感じますが、馬刺しに関しては果たして本当にこの菌が原因なのかすら不確定な気がしなくもないですね。今後の推移を慎重にみてまいりたいと思います。

 

 

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