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KOIYAKI JOURNAL

2012.02.28 (Tue) 鯉に恋するジャーナル

木炭から放射能「焼き肉」「焼き鳥」「蒲焼き」が危ない!?

http://gendai.net/articles/view/syakai/135358

<ガス焼きが無難>

昨年10月に施行された新基準に違反した として、札幌市の焼き肉店が摘発された。 1月中旬に専用のまな板や包丁を使わず調 理した牛ユッケを提供したという。食べた客 は発熱などの症状を訴えた。 もっとも、肉は焼けば安心というわけでは ないらしい。何で焼くかによっては別の問題 が生じる。NPO法人「食品と暮らしの安全 基金」の中戸川貢氏が言う。 「今月沖縄で、窯焼きピザに使う薪から、1 キロ当たり468ベクレルの放射性セシウム が検出されました。使用後の灰は4万ベクレ ルです。薪は福島県産でした。宮城県でも、 地元の森で伐採された薪を使った薪ストーブ の灰から、5万9000ベクレルの放射性セ シウムが検出されています。林野庁は薪の出 荷に関して、国の基準を超えたものとそれ以 外のものを組み合わせることを推奨していま す。全体で基準をクリアすればいいという考 え。本来なら放射能に汚染された地域の木材 は出荷停止にして損害を賠償すべきなのに、 やっていません。炭火焼きの店で食べるとき は、木炭の産地に注意してください」 東京農大が南相馬市の杉を調べたところ、 中心部に近い04年の年輪から930ベクレ ルの放射性セシウムが検出されたという。樹 皮だけではなく、内部まで浸透しているのだ から深刻だ。 「焼き鳥や焼き肉、ウナギの蒲焼きなどは、 炭の産地の分からない店よりも、ガス焼きの 店の方が無難です。薪のセシウムは、最大 2%が食品に移り、8%が気化する。もし炭 火焼き肉店の木炭が放射能に汚染されている と、肉に放射能が付着すると同時に、焼いて いる人は肺に直接、放射能を吸い込むことに なります。できるだけ内部被曝(ひばく)を 減らさなければならない妊婦や子供は要注 意。成形木炭も、国産品は汚染地域のおがく ずを使っている可能性があります」(中戸川 氏=前出) 安全とうまさの両立は難しい。

(転載)

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