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KOIYAKI JOURNAL

2011.02.15 (Tue) 鯉に恋するジャーナル

フードファシズム(Food Fascm)

「特定の食べ物だけを食べていれば、健康になる」とか「この食べ物を食べては健康被害が起こる」

科学が立証した事実に関係なく何らかの食べものや栄養が与える影響を過大評価する、すなわち

科学的根拠に結びつかない極端な考え方のコトだそうです。

科学的根拠って?

どこまでが極端な考えなんでしょうか?

そもそも科学ってどこまでわかっているのでしょうか?

未だ不確定で毎年、内容が変わる栄養学。

食品中の成分は、同じ食材においても地域や季節によって栄養素の量は違うだろうし、保存状態、保存期間、調理する過程での栄養素の流出量は?

更に体内での栄養素の吸収のされ方などを考えると、研究されていらしゃる方には申し訳御座いませんが、今のところ全く信頼出来ない状況だと思います。

citric_acid01.jpg

これがビタミンCだそうです。これを摂取すれば、疲労回復するらしいです。

あなたは本当に信じますか?もしかして、うそだったりして?

http://www.hrsh2.com/microscope/microscope/files/citric_acid01.html

 

まず、人間が解かっている(科学で証明されている事)は、ほんのわずかである事、正確に言えばほとんど解かっていないという事。

「コレステロールは高い方がよい!」と言う今までの定説を覆す説http://www.j-cast.com/2010/09/12075378.htmlがでるなど、

テレビなどのマスメディアの情報などは、「へ~そんなことも、あるのかもしれないねぇ~」ぐらいで受け止めた方が、後でショックを受けなくて良いかもしれませんね。

ましてや利益関係が生じる企業のCMなどで言っていることは、「語られている真実」、「語られていない真実」の両方があると思っておかなければなりません。

なんだか、人の話を信頼して聞けない嫌な世の中になって参りました。

信頼出来る友人、知人、生産者、販売者、お客様と、価値観を共有し手を取り互いに協力し合い、誠実に進んで行きたいと考えております。

 

店主

 

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