2020.06.08 (Mon) 鯉に恋するジャーナル
鯉えびす展
dsc 1328
信州善光寺門前◎鯉焼屋「藤田九衛門商店」
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現在作家が彩る信州中野土人形「鯉恵比寿」展
長野県長野市善光寺から東に徒歩すぐ。鯛焼きならぬ鯉で型を作った創作菓子『鯉焼き』を製造・販売している藤田九衛門商店。あんこは小豆を使わず、信州産高原花豆や、四季折々の食材を使った季節の鯉焼きを提供していて2013年開業以来多くのファンを楽しませている。2階喫茶室の天井絵はArt project 沙庭でも個展を開催している佐久市在住の版画家・田嶋健氏が手がけるなど店主のアートに対する造詣も深い。
そのお店の棚に鎮座していたのが「鯉恵比寿」。一般的には恵比寿様は鯛を抱くが、何しろお店は「鯉焼屋」。聞くと店主が土人形“中野ひな市”で有名な長野県中野市の工房に依頼して作らせた藤田九衛門商店オリジナルの恵比寿様とのこと。当Art project 沙庭ディレクター・美術家のナカムラジンも以前こちらに抹茶碗(頼めば喫茶室でこの碗でお茶をいただけると思います)を納めさせていただいたご縁もあり、無理を言って「なんとかこの恵比寿様を現代アートの作家に彩らせてもらえませんか」と実現したのが今回の企画展です。中野市の創作人形工房「悠」さんにも快く特大鯉恵比寿の素焼き型を提供いただいたことを感謝申し上げます。
藤田九衛門商店フェイスブック
https://www.facebook.com/FUJITAKUEMON/
創作人形工房「悠」
http://koubouyu.web.fc2.com/
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