KOIYAKI JOURNAL鯉に恋するジャーナル
2015.07.22 (Wed) 鯉に恋するジャーナル
”甘葛”(あまづら)作り 誰か一緒にやりませんか?
古(いにしえ)の甘味、甘葛(あまづら)とは 日本列島に砂糖が伝わる以前の甘味。「甘葛」(あまづら)ツタの汁を煮詰めた、一種のシロップ。『枕草子』に「削り氷(けずりひ)にあまづら入れて、あたらしき金鋺(かなまり)に入れたる」とあり、今で言うかき氷にあまづらを掛けて食したのではないでしょうか?当時あまづらは大変贅沢な貴重品で、長い間、諸国から朝廷や幕府への献納品とされていました。 因みに、砂糖が初めて日本に伝わったのは750年頃のこと、安土桃山時代に砂糖の輸入が増え、江戸時代には砂糖の大量生産が可能になり、あまづらの生産は消滅した。![](https://fujitakuemon.files.wordpress.com/2015/07/image.jpeg)