藤田九衛門商店

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KOIYAKI JOURNAL

2011.12.02 (Fri) 鯉に恋するジャーナル

正真正銘の天然のトラフグって事ですかね?!

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養殖されているトラフグは、毒がある可能性はかなり低いと言われております。

なぜかと申しますと、ふぐ毒の原因はフグが食べた餌が由来して毒をもつと言われているからです。したがって、人工的な毒の無い餌を100%食べて、海から隔離して水槽の中で養殖すれば、毒を持たない可能性が非常に高いフグが出来ると言われております。

しかし、ここで念を押しておきますが、

養殖フグの肝に毒が100%無い!とは絶対に言い切れません!

どうしても、フグの肝が食べたい人は、ご自分で釣って、ご自分で料理してちゃんと遺言を書いて、人様にご迷惑にならないようにお召し上がり下さい。

ふぐ毒の治療薬は、今のところ開発されておりませんので、興味本位で召し上がることは絶対止めて下さい!

今回は、ふぐ毒の危険を十分認識していながら、危険な部位をだした河豚調理師に100%過失があります。(殺人未遂)

しかし、「食べさせろ!!」と仰ったお客も、死ぬ覚悟で食べるべきで、死んでも文句を絶対言っちゃだめですよね!(たとえ常連客の同伴者であろうとも...)

 

しかし、ふぐ毒の知識がある河豚調理師が、裏メニューで肝ポン酢をお出ししたという事は、二つ星のフグレストランでも、天然ふぐじゃなくて、養殖モノを取り扱っていることになりますね...

天然モノしか扱わないお店なら、絶対裏メニューで出せ!と言われても絶対に肝は出さないはずですよ!

 

東京都河豚調理師免許を、所持している軽井沢の和菓子屋

藤田九衛門商店

店主より

 

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