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KOIYAKI JOURNAL

2012.01.10 (Tue) 鯉に恋するジャーナル

官僚が国を滅ぼす

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日本では、人口比的に団塊の世代というのが、突出して数が多い。おいらよりちょっと上の世代だな。言うまでもなく、公務員でもこの世代は多いんだが、それが退職を迎える時期で、公務員の給料というのは典型的な年功序列なので、思い切り高給優遇されている。もともと公務員の給料というのは安かったんだが、高度成長からバブルにかけて、「安い安い」「なんとかしろ」の大合唱で、この世代から段々高給になって来たんだが、給料というのは硬直性があって、一度上がるとなかなか下げられない。会社が潰れる民間だったら命懸けでリストラもするんだが、役所は潰れないのでリストラなんかしない。バブル崩壊後、民間はタブーだった給料に手を付けてせっせと下げて来たんだが、役所は知らん顔。世界中どこを探しても、「自分の給料は高すぎる」と考える人はいないもんね。で、その結果、「大量にいる」「退職寸前で高給」の団塊公務員の人件費が、日本の財政を破綻寸前まで追い込んでいるんだが、まぁ、ここ数年でみんな退職してしまうし、最近は公務員の採用も手控えて減らしているし、高給が非難されてあまり昇給させないようにしているので、ほっときゃそのうちバランス取れるようになるんだけどね。つうか、給料の「硬直性」というのはどうにもならない問題で、みんな、「下げろ」「下げろ」と大騒ぎするんだが、実際にはたとえ1000円でも、そうカンタンに下げられるものではない。会社を経営してみりゃ判る事だが。でも、いくら給料高くても、我慢して待ってりゃ、退職するんだけどね。というわけで、公務員叩くのも今のうちなので、どんどん叩きましょう。

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