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KOIYAKI JOURNAL

2011.12.28 (Wed) 鯉に恋するジャーナル

年越し蕎麦について

(Yousukezan/Creative Commons)

【味の話】 年越し蕎麦

 【大紀元日本12月28日】年越し蕎麦(としこしそば)とは、大晦日(12月31日)に縁起を担いで食べられる蕎麦で、歳末の日本の風物詩です。地域によって呼び方も様々で、三十日蕎麦、大年蕎麦、つごもり蕎麦、また、大晦日蕎麦、年取り蕎麦、年切り蕎麦、縁切り蕎麦、寿命蕎麦、運蕎麦、福蕎麦、思案蕎麦などがあります。

 年越し蕎麦の由来は「細く長く達者に暮らせることを願う」という説がもっとも一般的ですが、他に「蕎麦が切れやすいことから、一年間の苦労を切り捨てて翌年に持ち越さないよう願う」という説や、年末に家族そろって食べることが多いことから、「末長く、そばにいたいから」という説もあります。

 この他にも、金箔を使う細工師が、飛び散った金粉を集める時に練ったそば粉を使っていたことから、そばは金を集めるという縁起で食ベるようになったとするものや、風雨に叩かれてもその後の晴天で日光を浴びると元気になるという蕎麦の性質から縁起を担ぐ意味で食べるようになったという由来も見受けられます。

 「運蕎麦」(運気蕎麦)、「副蕎麦」は、鎌倉時代に遡ります。博多の承天寺で年の瀬を越せない町人に「世直しそば」と言って、そば餅を振る舞ったところ、次の年から皆運が向いてきたため、大晦日に「運そば」を食べる習慣が生じたとされています。(転載)

つづきhttp://www.epochtimes.jp/jp/2011/12/html/d54583.html

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